[遊戯王OCG]ストラク発売直前!ドラグニティ・ドライブ予習教室①新規編

カードの強さ考察

今回は8月29日(土)に発売される「ストラクチャーデッキR‐ドラグニティ・ドライブ‐」の新規カードの強さや使い方を予習していこうと思います。

このストラクチャーデッキは、ストラクチャーデッキ-ドラグニティ・ドライブ-のリニューアルとして発売されるものであり、名前の通り、「ドラグニティ」デッキのサポートと強化が大量に収録されています。

このストラクチャーデッキの新規によって「ドラグニティ」は従来では持ちえなかった展開力と、安定性を手に入れました。

今回は、その新規7枚の紹介と簡単な使い方を紹介していきたいと思います。

ドラグニティ・ドライブに新規収録されるカード7枚

ドラグニティナイト-アラドヴァル

シンクロ・効果モンスター
星10/風属性/ドラゴン族/攻3300/守3200
「ドラグニティ」チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の(1)(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手がモンスターの効果を発動した時、
自分の墓地から「ドラグニティ」モンスター1体を除外して発動できる。
その発動を無効にし除外する。
(2):このカードが戦闘で相手モンスターを破壊したダメージ計算後に発動できる。
その相手モンスターを除外する。
(3):S召喚したこのカードが相手によって破壊された場合に発動できる。
相手フィールドの魔法・罠カードを全て破壊する。

高い打点と制圧力、戦闘での除外能力に加えて、破壊時の羽根箒効果まで兼ね備えた「ドラグニティ」の新たなフィニッシャーです。

これまでまともな制圧要素を持たなかった「ドラグニティ」ですが、テーマ内にフィニッシャーを獲得できたことで、「ドラグニティ・クーゼ」のみの展開でも妨害を置けるようになりました。

①の効果、②の効果共にモンスターに対して滅法強く出られるため、積極的に主力としてフィールドに投入していくことができます

③の効果はその発動条件から、能動的に使うことは難しいですが中々プレッシャーのある効果です。
インクの染みにしては強力なので、後手から強引に着地を目指すことで罠デッキ相手にも一定の活躍を見込めるのは評価点といえます。

フィールドのモンスターへの処理能力は「ドラグニティナイト‐アスカロン」の方が勝るため、こちらは妨害と戦闘を介した除外能力をメインに運用していくことになるでしょう。

新規の中の目玉カードその1です。

ドラグニティアームズ-グラム

効果モンスター
星10/風属性/ドラゴン族/攻2900/守2200
このカード名の(1)(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の墓地からドラゴン族・鳥獣族モンスター2体を除外して発動できる。
このカードを手札・墓地から特殊召喚する。
(2):フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの効果は無効化され、その攻撃力は自分フィールドの装備カードの数×1000ダウンする。
(3):相手フィールドのモンスターが戦闘で破壊され墓地へ送られた時に発動できる。
そのモンスターを装備カード扱いとしてこのカードに装備する。

非常に緩い条件で特殊召喚できる効果と、無効効果、装備カードに関連する効果を持ちます。

このカードを評価する上では、ほぼ無条件で特殊召喚できるレベル5以上の「ドラグニティ」ネームを持つモンスターという性質が非常に重要です。

その性質上、同じストラク新規である「ドラグニティ・グロー」(後述)でのサーチが可能であるため、ギミック内で手軽にサーチが可能であり、サーチした後は、そのままフィールドに送り出すことで②の無効効果に繋ぐことができます。

②の効果の後半部分、及び③の効果は積極的に狙っていくほどの価値がある効果でもないため、効果が書いてあることを忘れない程度の運用を心がければ十分といえるでしょう。

単体で運用が可能で打点も高く、効果無効も小回り効くため、「ドラグニティ」デッキではスロットに余裕があるなら、採用しておくと取れるゲームプランに幅が出る良カードといった立ち位置になりそうです。

実は「ドラグニティ」に関連する効果を持っていないに等しいので、ロムルスからグローを経由してサーチが行える特殊召喚モンスターとして出張させることも可能です。

ドラグニティ-レガトゥス

効果モンスター
星4/風属性/鳥獣族/攻1800/守1200
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドに「ドラグニティ」モンスターまたは「竜の渓谷」が存在する場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):自分の魔法&罠ゾーンに「ドラグニティ」モンスターカードが存在する場合、
フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。

手軽な特殊召喚能力と、ギミックと連動したバック除去能力を持ったカードです。
基本的には①の展開効果を中心に運用しつつ、噛み合えば②の効果も狙っていくこととなります。

「ドラグニティ」ギミックを厚くしたデッキでなら、①の効果の発動条件を満たすことは難しくないため、初動から中盤の展開要素など、様々な場面で柔軟に運用することができます。

特に従来の「ドラグニティ」デッキでは、「ドラグニティ」チューナーを素引きした際は「竜の渓谷」、その他のディスカード(手札を捨てること)要素がないと上手く扱えなくなってしまうため、展開に必要なチューナーが事故要素になりかねないという厄介な性質がありました。

しかし、このカードとチューナーを組み合わせるだけで、暫定的な初動になることができるため、無理なくデッキの事故率を下げることができるようになりました。

このように「ドラグニティ」デッキの安定性に貢献するカードである一方、チューナーは別のルートから調達しなければならないため、結局はコンボ前提カードでもあります。

特殊召喚効果は「増殖するG」をきっちりと踏む効果であるため、運用する際は覚悟を決めてから特殊召喚しましょう。
なぜ、チェーンブロックに乗る効果にしてしまったのか?という疑問が絶えない1枚です。

なんやかんやいいつつも、新規の注目カードその2です。

ドラグニティ-レムス

チューナー・効果モンスター
星2/風属性/ドラゴン族/攻 800/守 800
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できず、
このカードをS素材とする場合、「ドラグニティ」モンスターのS召喚にしか使用できない。
(1):このカードを手札から捨てて発動できる。
デッキから「竜の渓谷」1枚を手札に加える。
(2):自分フィールドに「ドラグニティ」モンスターが存在する場合に発動できる。
このカードを墓地から特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。
このターン、自分はドラゴン族モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。

「竜の渓谷」をサーチする効果と墓地から自己蘇生する効果の2つのメリット効果を持った「ドラグニティ」チューナーであり、ストラク新規の中で文句なしの最強カードです。

①の効果は「ドラグニティ」デッキのキーカードである「竜の渓谷」にアクセスしつつ、自身を墓地に落とすことができる効果です。

②の効果は条件付きではあるものの、ノーコストの墓地から自己蘇生です。
好きなタイミングで墓地からチューナーを生やすことができるので、展開の序盤から終盤まで腐ることがありません。

墓地から蘇生した後はドラゴン族のみしかエクストラデッキから展開できない制約が付きますが、その制約をものともしないほど、パワフルな展開を可能にしてくれるため、あまり問題になるほどの制約とはいえません。

また、蘇生前なら問題なくその他の種族の展開もできるはずなので、ルート次第では「水晶機巧‐ハリファイバー」を用いた展開との併用も可能と考えられます
(ここに関しては、発売後、裁定が定まり次第、修正を行います)

自身の効果でサーチした「竜の渓谷」から「ドラグニティ」モンスターをサーチして展開し、それを起点に墓地から自身を蘇生する、といった形で1枚から展開を作ることが可能なスーパーパワーカードです。

“書いてあるテキストの半分は強いが、もう半分は使いにくい”という特徴を持ちがちな「ドラグニティ」の新規カードの中で、“両方の効果が強い”という稀有な性質を持っています。
この時点でその他のカードとは別格の存在であることがうかがえますね。

カード名は「レムス」であり、間違っても「ムレス」ではありません。
しかし、効果に妨害をもらうと、高確率で「ムレス」になります。

ストラク新規の注目カードその3であり、間違いなく注目度ナンバーワンのカードです。

ドラグニティ・ドラフト

永続魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):このカードの発動時に、自分の墓地のレベル4以下の「ドラグニティ」モンスター1体を対象にできる。
その場合、そのモンスターを手札に加える。
(2):このカードが魔法&罠ゾーンに存在し、
元々のレベルが5以上の自分の「ドラグニティ」モンスターが攻撃する場合、
そのモンスターはダメージステップ終了時まで相手の効果を受けない。

「ドラグニティ」に関するサルベージ効果と、条件付きで「ドラグニティ」モンスターに耐性を与える効果を持ちますが、テキストの大半はインクの染みです。

その他の新規カードが非常に優秀な効果を持つカードが多い中、唯一非常に扱いにくい効果を2つももたされてしまった悲しみのカードです。

おそらく、「ドラグニティ」強化という依頼にテンションが上がって強力な新規を作りすぎた制作陣が、我にかえってバランスをとるために適当にそれっぽいカードを作成してリストに混ぜ込んだものがこのカードだと考えられます。

真面目に使い方を考えるなら、2ターン目以降に墓地からリソース源を回収できるという点を評価するべきでしょうが、それに備えて予め「ロムルス」からのサーチを入れるなら、他のカードをサーチに充てることで展開を強化できるため、おそらくロムルスからサーチする候補にのぼることは一生ないでしょう。

環境次第ではサイドデッキから特定の対面にのみ投入してワンポイント起用するような使い方ができなくもないと思いますが、メインデッキに採用すると素引きしても邪魔になる方が多そうなので、メインデッキの採用すらためらわるというのが正直なところです。

新規の中ではドラフト最下位指名で間違いないです。

ドラグニティ・グロー

通常魔法
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分のデッキ・墓地からレベル5以上の「ドラグニティ」モンスター1体を選んで手札に加える。
(2):墓地のこのカードを除外し、「ドラグニティ」モンスターが装備している
自分の魔法&罠ゾーンのモンスターカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを守備表示で特殊召喚する。

サーチ、サルベージを行う効果と、墓地から発動する展開補助効果を持っています。

①の効果は自由度の高いサーチ、サルベージ効果であり、状況に応じて必要なカードをサーチすることができます。
サーチ先として最有力なのは「ドラグニティアームズ-ミスティル」でしょう。

墓地からもカードを回収できるため、展開のコストに使ったカードを回収してアドバンテージの損失を抑えることが可能なのは重要な要素です。

②の効果は装備されているモンスターを特殊召喚する効果であり、墓地から装備したものの、展開効果を持たないモンスターを特殊召喚して展開を伸ばすことができます。

どちらの効果も「ドラグニティアームズ-ミスティル」との相性が抜群であり、「ドラグニティナイト-ロムルス」からこのカードを経由して「ミスティル」にアクセスし、「ミスティル」でレベル6モンスターを装備、装備したモンスターを「グロー」の②の効果で特殊召喚といった形でレベル6モンスターを2体並べることが可能になりました。

ランク6アクセスが安定したことで「聖刻龍王-アトゥムス」を事故要素を減らして運用できるようになったため、非常に重要な展開パーツといえるでしょう。

新規の中で最もパワーの高いカードは「ドラグニティ-レムス」であるものの、このカードの展開における重要度は前述の通り大きく、「レムス」に負けず劣らずの貢献度を誇ります。

注目カードその4です。

ドラグニティ・ヴォイド

カウンター罠
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分フィールドに「ドラグニティ」Sモンスターが存在し、
相手が魔法・罠カードを発動した時に発動できる。
その発動を無効にし除外する。
自分フィールドにレベル10の「ドラグニティ」モンスターが存在する場合、
さらに自分フィールドの「ドラグニティ」モンスター1体を選び、
その攻撃力を表側表示で除外されているカードの数×100アップできる。

条件付きですが魔法・罠カードの発動を無効にして除外ができるカウンター罠です。
例によって例のごとく、後半のテキストはインクの染みです。

「ドラグニティ」のカテゴリに属しているため、「ロムルス」からのサーチが行える妨害要素であるだけで非常に強いです。

また、従来のギミックでは手が届きにくかった魔法罠への妨害を獲得できるようになったことで、理論上隙のない展開が視野に入り、多角的な攻めが行えるようになりました。

特にモンスター効果のみに依存した展開は「禁じられた一滴」のカモなので、ギミック内で「禁じられた一滴」をはじめとした魔法罠への妨害を確保できるということは、デッキの完成度を一段階引き上げるスパイスになるため、追加の評価点を付けられます。

展開ルートの開発次第ですが、ドラグニティの展開を支えるカードとなるでしょう。
新規の注目カードその5です。

まとめ

以上が「ストラクチャーデッキR‐ドラグニティ・ドライブ‐」にて新規収録されるカード7枚とその簡単な解説となります。

全体的に印刷過程でインクが滲んでしまったまま納品されてしまったかのようなカードが多かったですが、使える部分は非常に強力であり、「ドラグニティ」デッキの新たな可能性を示すカードとなるでしょう。

次回は既存の「ドラグニティ」関連の注目カードを紹介し、その次に私が今調整を続けている「ドラグニティ」デッキの基本展開を紹介していきたいと思います。

ストラクチャーデッキの発売までに全て記事にする予定なので、是非応援していただけると嬉しいです。

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