[遊戯王OCG]ストラク発売直前!ドラグニティ・ドライブ予習教室③展開、回し方編

カードの強さ考察

今回も前回までに引き続き、8月29日(土)に発売される「ストラクチャーデッキR‐ドラグニティ・ドライブ‐」に関連するカードを考察して、来たるべきドラグニティの動きを予習していこうと思います。

今回で第3回となる「ストラクチャーデッキR‐ドラグニティ・ドライブ‐」予習教室ですが、これまでは新規、既存のカードを順番に紹介してきました。

[遊戯王OCG]ストラク発売直前!ドラグニティ・ドライブ予習教室①新規編

[遊戯王OCG]ストラク発売直前!ドラグニティ・ドライブ予習教室②既存編

そのため、ここまでの記事をお読み頂いた方なら「ドラグニティ」の展開に必要となるカードの効果や役割をおぼろげながらも理解していただけることでしょう。
ここからは、「ドラグニティ」デッキで実戦で使えそうな展開ルートを紹介しようと思います。

ここで予め述べておきますが、今回の記事で紹介する展開ルートは、私が「ドラグニティ」デッキの「基本展開」と位置付けている展開と、その派生ルートの2種類のみとなります。

紹介する展開の数が少ないと感じられる方もいらっしゃるかもしれませんが、その理由は展開理論の部分で詳しく解説していきます。

また、今回は実際の展開例を動画で紹介しますが、既に各カードの使い方は前の記事で殆ど解説し終わっているため、展開の細かいところに関しての説明は行いません。
そのため、こんな風に動かすんだな、といった風に動きを感じてもらえると嬉しいです。

ドラグニティの展開理論

ドラグニティデッキの大前提

ドラグニティの展開といえば、

  • コンボを成立させるためにある程度の枚数が必要で、手札の要求値が高い
  • デッキスロット
  • 手札誘発がまんべんなく直撃する
  • 展開の最大値「だけ」は高い
  • 結局「ニビル」をケアできない

といった風にネガティブな評価がされがちです。

実際、この認識はあながち間違った認識ではなくTwitterやYouTubeでドラグニティの展開動画を検索しても、コンボ枚数が多い割に「誘発無視のオールイン展開」ばかりが目立ち、実戦に耐えうる強度を持った展開ルートは殆ど見つかりませんでした

先に挙げた問題の内、汎用的な手札誘発への耐性獲得や、コンボ枚数の削減に関しては、ある程度改善が見込めますが、「原始生命態ニビル」だけはケアできないルートが大半であり、「ニビル」の採用が増えるだけで環境からはじき出されてしまうような脆弱性を持っていました。

「基本展開」の開発

そのため、先に挙げた脆弱性を克服することを目的に新たなルートの開発に着手し、ひとまずの改善に成功しました。
これをひとまずの「基本展開」としています。

つまり、ここから先で紹介する展開は、「最強ロマン展開」ではなく、「競技プレイヤー視点で開発した勝つための基本展開」です。

それ故に、本記事ではその「基本展開」以外の「その他多くの展開」を紹介することはできません。
それらの展開は、安定性、展開強度のどちらかに問題を抱えていると判断したため、実戦的な展開として紹介できるほどの強さはないと考えているからです。
後々、展開例として別記事にまとめるかもしれませんが、本記事ではそういった展開例は取り扱いません。

「ドラグニティ」デッキの基本展開の構築指針と開発過程

安定性の改善

展開デッキで安定性の改善を求める場合、

  • コンボ要素の削減
  • コンボ要素を増やす

という両極端なアプローチが存在することを認識しなければならないです。

前者は1枚初動など少ない枚数の展開要素から、勝つために必要最低限の展開を重視する構築であり、後者はコンボ成立に必要なカードを大量に入れて手札全体で展開を行うデッキといえます。

ドラグニティはサポートが増えたことで、どちら側のアプローチも行えるようになりましたが、オールインの展開は「ニビル」直撃の憂き目を避けられません。
必然、実戦的な構築アプローチとして初動枚数を絞る方針が有効となると考えました。

ニビルに耐性を持たせる

ニビルに耐性を持たせるためには、本命の展開を始める前に妨害を置くことが重要です。
ニビルをケアできるモンスターをフィールドに定着させてから展開を続行することを目指しました。

また、ニビルを被弾したとしても最低限の展開を続行できる崩しのルートを開発しました。
これによって、ひとまずニビルに耐性がある展開の開発に成功しました。

手札誘発に耐性を持たせる

展開に必要な初動の枚数を絞ったことで、手札に求められる要素が減り余裕ができました。
そのため、残りの手札を追加の展開要素、及び「指名者」シリーズに充てることが可能となりました。

これらの要素を獲得したことで、「手札誘発での妨害」を物量展開、及び「指名者」シリーズによって強引に突破することができるようになりました。

「ドラグニティ」の基本展開解説

基本展開「アラドヴァル+サベージ+天球ドラゴ」

上記の思考から「ドラグニティ-レムス」1枚+手札コスト2枚で「アラドヴァル+サベージ+天球ドラゴ」を成立させることを「基本展開」に据えました。

手札コストはなんでもいいため、疑似的な1枚初動といえる展開方法です。

ドラグニティナイト-アラドヴァル

シンクロ・効果モンスター
星10/風属性/ドラゴン族/攻3300/守3200
「ドラグニティ」チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の(1)(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手がモンスターの効果を発動した時、
自分の墓地から「ドラグニティ」モンスター1体を除外して発動できる。
その発動を無効にし除外する。
(2):このカードが戦闘で相手モンスターを破壊したダメージ計算後に発動できる。
その相手モンスターを除外する。
(3):S召喚したこのカードが相手によって破壊された場合に発動できる。
相手フィールドの魔法・罠カードを全て破壊する。

実際の展開の様子

この展開では、“召喚権と「竜の渓谷」を残したまま”展開を行い、「アラドヴァル」を成立させて「ニビルへの耐性」を獲得した後、本命の「ドゥクス」展開に移行します。

これによって、ニビルだけにとどまらず、1枚の妨害程度なら乗り越えていくこともできるようになりました。

基本展開②ワンキルルート

基本展開の変形ルートです。
相手の大型打点をソードで上から超えていくイメージです。

その他の展開例

「アラドヴァル」の代わりに「アスカロン」を出して除去を行う、展開最後のサベージをクリスタルウィングにする、など、展開の細かいところで分岐を選ぶことが可能です。

まとめ

「レムス」1枚で行える展開ながら、質の高い3妨害を用意できるため、十分実戦的な要素を備えた展開といえるでしょう。

もちろん、ニビルを無視すればもっと派手な展開を行うことも可能ですが、ひとまず叩き台として、このような展開が存在することを知ってもらえると嬉しいです。

また、サイド後の「禁じられた一滴」をケアするためにドラグニティ・ヴォイド」をサーチする展開も鋭意開発中なので、そちらもよいものが完成したら紹介していきたいと思います。

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